the man who never knew …

いきいきと生きると 粋に生きる

【非常用電源の】エネループ USB入出力急速充電器セット【King Of Basic】

先日の台風15号の影響によるライフラインの寸断。

 

 

こういう話を見聞きする度に、『備えあれば憂いなし』だよなと思うんだけれど、現実はいつだって『後悔先に立たず』。

ぼくは3.11で全ライフラインの寸断を1週間ぐらい経験しているんだけれども、

今住んでいるところでは深刻な災害には一切遭遇せず、この台風(=2019年15号)は何事もなく過ぎて行く…

こんな生活を送っていると、おそらくあの当時は被災者としてカテゴリーされていたであろうぼくでさえ、あのときのキツい経験をどこかへと放り投げ、台風の報道も他人事のように受け止めてしまうようになる。

 

 

当たり前 という感覚の成長力は、ぼく自身の成長よりも著しい

 

 

ぼくはようやく我に立ち返って、まず身の回りにあるパワーソースを見直そうと思った。

3.11で経験したライフラインの寸断。そのときに最も自分を助けてくれたのは『独立したパワーソース』だった。

『災害』とは社会が分断された状態だと言ってもいい。

言葉を換えれば、本来『つながる』ものが『つながらない』状態になる世界。

イワタニのカセットコンロ。

乾電池対応のライトとラジオとケータイの充電器。

この4つがぼくを生かしてくれた。

カセットコンロで作る袋麺のうまさ!

ライトで真っ暗闇を照らしたり、ラジオで情報を得たときの安心感!

ケータイは、最初とにかくつながらなくて…でも、当時Googleが災害情報を集約してて、遠く離れたとこに住む友だちの被災情報を集めたりした。

 

目には目を。

つながらない世界には繋がないパワーソースを。

 

ポータブルバッテリー、ポータブル電源といた、大容量電源のラインナップがどんどん豊富になっていることはよく知っている。

けれども、『繋がっていない』状況でも繰り返し安心感をもたらしてくれる電源ということを最優先にすると、答えはやっぱり乾電池になった。

 

いざというときに頼りになるのは誰か。

遠くのお金持ちよりも隣にいる家族だ。

つまり、使いなれていない大型電源よりも、使いなれている乾電池。

そういうことだ。

 


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たくさんの乾電池がある中から、ぼくエネループを選んだ。

なぜなら、この乾電池は充電式だし、それよりも何よりもこの充電器がとても魅力的に見えたからだ。

この魅力的な充電器に偶然にもエネループが付いてきた。

ぼくは運がいい。



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よくある充電池の入れ方に、よくある充電の仕方…この『よくある感じ』が、何かあったときのぼくたちに安心感をもたらす。

 


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その『よくある感じ』にプラスアルファ。

USBの出力側に付けられる小型LEDライトは、非常時として考えれば十分すぎるぐらいの明るさだ。

 


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充電の進捗状況はランプの色で識別。

ちなみに、1本1本電池の残量を認識して、それぞれ100%になるまで充電してくれるセンシング機能付き。

ぼくにもひとりひとり100%になるまで充たすことができるセンシングな人間になりたい。

 


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買った直後は赤ランプ。これが黄色になって、緑になって、点灯しなくなったら充電完了。

片山右京だったらアクセル全開で第一コーナーに突っ込んでいってるだろう。

 


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USBの出力ができるんだから、当然モバイルバッテリーとしての活躍も期待して買った。

パッケージにはスマホへの充電0.5回分と書いてあるけど、実際は2700mhAのバッテリーを5%→75%程度まで回復することができた。

多分この充電器は、できるかどうかわからないことはできないと答えるタイプだ。

 

さらに、乾電池と充電池、電池の残量が多いと少ない、そういったものをごちゃ混ぜにしても充電ができる。

これはしっかりと明記されている。

多分この充電器は、自信があることは人に聞かれる前に自分からアピールするタイプだ。

 

 

3.11当時。

ぼくは、震災直後のまだ閉まる前のお店に自転車を走らせ、買えるだけの単3乾電池を買い、それを命綱にラジオを聴き、ライトを照らし、つながらない携帯で必死に情報を探った。

 

あれから約10年。

ぼくたちは、『繋がないパワーソース』を当たり前に持ち、災害に対して憂いがないほど備えられて…いない。

 

いくら技術が進歩しようが、存在が身近になろうが、実際に手に持っていなければ意味がない。

つながらない世界で、繋がろうとする一歩目を踏み出さなければならない。

その一歩目を、ぼくはよくある電池とよくあるUSBで進めてみた。

みんなは、どう進む?